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ジョージ・フロイド事件、1億ドルを投入した警察用ボディカメラ機能せず

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
米国では警察官へのボディカメラの装着が標準化されている。しかし、5月25日に起きた黒人男性ジョージ・フロイドの死には、約1億ドルを投じて配備されてきたボディカメラは生かされなかった。ジョージ・フロイドの死は、警官のボディカメラではなく17歳の青年が撮影した動画によって発覚したからだ(Fastcompanyslashdot)。

仮にこの青年が撮影した動画がなければ、ミネアポリス警察によってジョージ・フロイドの死は、単なる事故死として扱われていた可能性がある。警察のボディカメラもこの様子は記録している。しかし、このボディカメラによる映像は現時点でも公開されていない。映像の公開には警察側に幅広い裁量権が与えられているためだ。

2014年に起きたマイケル・ブラウン射殺事件をきっかけに始まった警官のボディカメラの装着ではあるが、今回の事件はその教訓が生かされなかったことになる。ボディカメラの装着はアクソンやAmazon、Microsoftといった企業に収益性の高いビジネスをもたらした。しかし、本来の目的である警察の武力行使の削減や黒人コミュニティへの信頼の構築にはつながっていない。
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