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12588357 story
プログラミング

Microsoft、Windows/Mac/Linuxで動作する「Visual Studio Code」をオープンソースで公開 51

ストーリー by hylom
コードも公開 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米Microsoftが「Visual Studio Code 0.10.1」をリリースした(OSDN Magazine)。本バージョンではソースコードもMIT Licenseで公開されている。

Visual Studio CodeはVisual Studio製品群としては初めてWindowsだけでなくMac OS XやLinuxでの動作がサポートされた開発ツール。対応言語はC#やjavaScript、HTML、CSSなどでIntelliSenseによる入力支援機能が利用可能。Gitによるソースコード管理機能も備えている。

12580821 story
教育

Elsevierの言語学誌「Lingua」の編集者と編集委員全員が辞職、新雑誌を立ち上げ 17

ストーリー by hylom
また騒動 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

学術雑誌を多数出版しており、また近年ではその近年購読料の高さなどで批判をされているElsevier社だが、同社が発行する言語学誌「Lingua」の編集者6名と編集委員31名全員が辞職、新たなオープンアクセス誌「Glossa」を立ち上げるという(カレントアウェアネス・ポータル)。

編集者らはElsevierに対しLinguaを誰もが無料で閲覧できるオープンアクセス誌にすることやCC BYライセンスの採用、論文著者が掲載時に支払う料金(APC)の金額設定の変更などを要求していたとのことだが、これが拒否されての独立となったようだ。

12575523 story
GNU is Not Unix

RMS、再びEmacsのメンテナーを降りる 5

ストーリー by headless
香盤 部門より
Richard M. Stallman氏がEmacsのメンテナーを降板し、John Wiegley氏が後任にあたることが4日に正式発表された(emacs-develメーリングリストでのアナウンスThe Registerの記事Heise Onlineの記事)。

Wiegley氏は長年にわたるEmacsの貢献者で、Emacs Museの作者でもある。メーリングリストでも多少の混乱があり、Stallman氏が解説しているが、ここで言う「メンテナー」はパッケージの責任者を示し、現在EmacsではWiegley氏が唯一のメンテナーとなっている。

Stallman氏がEmacsのメンテナーを降りるのは今回が初めてではなく、2008年に降板した際にはメンテナーをStefan Monnier氏とChong Yidong氏に任せている。
12569544 story
ゲーム

レトロフリーク、エミュレータのソースコードを公開 57

ストーリー by hylom
あの辺りのライセンスは難しい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

サイバーガジェットから発売されたFC/SFC/MD/PCE/GB互換機「レトロフリーク」のソフトウェアのソースコードが公開された

レトロフリークはLinux(Android)ベースのゲームエミュレータとなっており、エミュレータの多くは既存のGPLでライセンスされたものをAndroid用にカスタマイズしたものが使われているようだ。具体的には「VBA-M」や「Genesis Plus GX」、「FCEU」、「SNES9x」、「Mednafen」といったエミュレータを使用しているとのこと。

ただし、Snes9xについては非商用に目的を制限し、商用の場合は著作権者の許可がいるというライセンスが含まれている。レトロフリークは商業で販売されているので、Snes9xの著作権者の許可を取って販売したのでなければ著作権法違反であり、これをオープンソースとして公開していることや、もしもGPLでライセンスされたコードとリンクしていた場合も問題がある。

もし、Snes9xがどこかでライセンス変更されていたりしたならば問題ないのだが、ゲームエミュレータなどに詳しい諸氏がいたら教えて貰いたい。

12568377 story
ゲーム

次期SteamOS、カーネルがLinux 4.1ベースに 14

ストーリー by headless
更新 部門より
現在ベータテストが行われている次期SteamOS「brewmaster」の最新版2.49では、カーネルがLinux 4.1 LTSベースに変更されているそうだ(Steam Universeの記事Phoronixの記事)。

brewmasterはDebian jessie(8.x安定版)ベース。これまではLinux 3.18 LTSベースのカーネルを使用しており、大幅な更新になるという。また、AMDとNVIDIAのグラフィックカード用ドライバーが最新版に更新されたほか、一部のキーボードやマウスが誤ってジョイスティックデバイスとして認識される問題に対処するため、ブラックリストを追加したとのことだ。
12568367 story
オープンソース

オープンソース化は品質を保証するものではない 63

ストーリー by headless
品質 部門より
taraiok 曰く、

ハッカーによるジープの遠隔操作問題や、フォルクスワーゲンの排気ガス試験不正問題について、ソフトウェアのオープンソース化を義務付けることで解決できると主張する専門家もいる。しかし、この考えに対してBen Cotton氏は疑問を呈している(OpenSource.comの記事Slashdotの記事)。

オープンソースでも意図しないバグが発見されずに存在し続けることはHeartbleedShellshockの脆弱性で明らかになっている。オープンソース化によるソフトウェアの公開精査には明確なメリットがあるが、コードの可視性は品質を保証するものではないとのことだ。

ただし、オープンソース化により実際に動作しているソースコードの内容を確認する手段が得られることは、自動車がオープンシステムとなり、携帯電話やモバイルインターネットサービスに接続するようになっていくにつれ重要性を増していくとのことだ。

12560646 story
ソフトウェア

英国政府、LibreOffice導入へ 57

ストーリー by headless
推奨 部門より
英国政府のCrown Commercial Serviceは20日、LibreOfficeベースのCollabora GovOfficeの導入についてCollabora Productivityと契約を結んだことを発表した(Crown Commercial ServiceのニュースリリースCollabora ProductivityのニュースリリースThe Inquirerの記事The Registerの記事Softpediaの記事)。

Collabora GovOfficeは公共機関向けにビルドされた商用版のLibreOffice。英内閣府ではOffice 365を含むMicrosoft OfficeやGoogle Docsと互換性があり、最新版のOpen Document Formatをサポートしていると述べ、既存のOfficeソフトウェアを補完または置換可能であるとして政府機関での使用を推奨している。

また、モバイルでのドキュメント編集やWebブラウザー経由でのアクセスを可能にするCollabora CloudSuiteも今後提供されるという。契約は両方の製品を対象にしており、政府機関だけでなく外郭団体や政府の業務を請け負う機関などにも適用されるとのことだ。
12556377 story
BSD

OpenBSD 20周年、5.8 リリース、sudoに代わる「doas」コマンドやpledgeセキュリティシステム導入 46

ストーリー by hylom
もう20年 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

10月18日にOpenBSD 5.8がリリースされた(OpenBSD journalOSDN Magazine)。

通常Open BSDは5月および11月の1日にリリースされるが、今回はソースツリー構築から20年目の18日がリリース日となった。

影響の大きな変更としては、sudoがport/packageのみの提供となり、代わりにdoasというシンプルなコマンドが用意された。また、fileコマンドが書き直され、その過程で簡便な権限制限の仕組みとしてpledge(旧名 tame)が導入された。現在pledgeは積極的にユーザランドでテストされているので5.9では広く活用されるはずだ。

12552104 story
オープンソース

第10回日本OSS貢献者賞・奨励賞の受賞者が決まる 25

ストーリー by headless
発表 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

「第10回 日本OSS貢献者賞・奨励賞」の受賞者が発表されました。

日本OSS貢献者賞の受賞者は、岡島順治郎氏(レイヤファイルシステム aufsの開発)、奥一穂氏(HTTP2サーバH2Oの開発をリード)、亀澤寛之氏(Linuxカーネルにおけるcgroups等の開発)、古橋貞之氏(MessagePack、Fluentd、Embulk等の開発を主導)。

日本OSS奨励賞の受賞者は、鯵坂明氏、江木聡志氏、榎真治氏、奥村隆一氏、猿田浩輔氏、末永恭正氏、細田真道氏、宮下剛輔氏、吉田真也氏、国土地理院情報普及課。

授賞式は10月24日、「オープンソースカンファレンス 2015 Tokyo/Fall」内で開催されます。皆さんの活躍や功績を称えるためのも、ぜひ足を運びましょう。

12546841 story
Wine

10式戦車にワイン入りワイングラスを乗せて操作するデモ 112

ストーリー by hylom
誰でもこんなことができるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

自衛隊武器学校・土浦駐屯地開設63周年記念行事で、10式戦車の砲身横にワインを入れたワイングラスを設置した状態で車体姿勢変更などを行うデモが公開された(YouTube)。

動画では主砲身のたわみを検出するためのものと思われる砲先端右横の光学センサー機構カバー上に、ワインを4分の1ほど注いだワイングラス2個を置いたうえ、長距離照準自動追尾を働かせ、油気圧走行懸架機構による前後左右への車体姿勢変更と左90度の超信地旋回、車体姿勢変更とそこからの復帰を行い、その間ワイングラスが落ちない・倒れない・零れない演技を成功させている。

現状の主力戦車=MBTは、その主砲をいかに運搬し敵装甲車両に指向砲撃するかが、事実上の存在意義である。自衛隊の装備する最新MBTは「10式戦車」(三菱重工業製)であり、その主砲44口径120mm滑腔砲(日本製鋼所製)の「行進射撃」や「スラローム射撃」を可能にする、高度な砲安定機構を有する。

今年の富士総合火力演習では10式戦車の履帯が外れてその信頼性に土を付けたが、幾分なりとも回復できたのではないだろうか。

12543620 story
BSD

NetBSD 7.0リリース 52

ストーリー by headless
最新 部門より
KAMUI 曰く、

NetBSDの最新版で、15回目のメジャーリリースとなるNetBSD 7.0がリリースされている(アナウンスOSDN Magazineの記事マイナビニュースの記事)。

目立つ機能追加としてはLuaカーネルスクリプティング機能によるカーネルモジュール開発や、sshなどネットワークデーモンに対して動的に侵入から保護するblacklistdの追加。利用者が直接触れる部分としてはLinux 3.15からポートされたDRM/KMSの導入によってx86システム上でIntel/Radeonでの描画が高速化されている。また、ARMについてはRaspberry Pi 2など各種ARMボードへのサポート追加、マルチプロセッサ対応などが挙げられる。その他の詳細は上記アナウンスを参照されたい。

12540698 story
ネットワーク

HPがオープンソースのネットワークOS「OpenSwitch」を立ち上げ 28

ストーリー by hylom
エンタープライズ向け 部門より
insiderman 曰く、

HPが10月5日、オープンソースのネットワークOS「OpenSwitch」を立ち上げた(ZDNetOSDN Magazine)。

Linuxをベースとするハードウェアスイッチ向けOSで、コミュニティによる開発が全面にアピールされている。パートナーにはHPだけでなくBroadcomやIntel、VMwareなどのロゴが並んでおり、対応ハードウェアリストとしては、HPのAltolineスイッチ2機種およびEdge-Core社のスイッチ2機種が挙げられている。これ以外の製品への対応については不明。

Open vSwitchと名前は似ているが、ものとしては全然違う点には注意したい。

12535865 story
オープンソース

第10回 日本OSS貢献者賞・奨励賞 候補者の推薦締切が迫る 7

ストーリー by headless
直前 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

日本OSS推進フォーラムでは、OSS開発・普及への貢献者を表彰する「第10回 日本貢献者賞・奨励賞」の候補者推薦を10月6日まで受け付けている(日本OSS推進フォーラムの告知)。

日本OSS貢献者賞には OSS開発分野とOSS普及促進分野の2つの部門があり、日本OSS奨励賞ではおおむね最近1年間に特に優れた成果を出した個人・グループが対象となる。OSSに貢献する方々を広く知ってもらうためにも、まずは身近なOSS貢献者を推薦してみるのもよいのではないだろうか。

ちなみに、第9回の日本OSS貢献者賞の受賞者は、海外浩平氏(セキュリティ機能強化)、成瀬ゆい氏(Rubyの多言語化に関する仕様策定と実装)、羽鳥健太郎氏(小江戸らぐ)、藤野圭一氏(Apache Tomcat)、特別賞に高橋信頼氏。日本OSS奨励賞では、池田大輔氏、小沢健史氏、田籠聡氏、辻川竜宏氏、早川輝氏、松尾隆利氏、松本亮介氏、盧亦愷氏が選ばれている。

12518152 story
オープンソース

4月25日にLibreOfficeで修正された脆弱性、OpenOfficeではまだ未修正 57

ストーリー by hylom
オープンソースなのに…… 部門より

LibreOfficeおよびOpenOfficeで今年2月に発見された脆弱性について、LibreOfficeはすでに対応が完了しているにもかかわらず、OpenOfficeではまだ脆弱性が修正されていないという(TeleReaddivabot)。

問題の脆弱性は、CVE-2015-1774として報告されているもの。細工されたHWP形式(韓国でシェアの多いワードプロセッサ「アレアハングル」が利用するファイル形式)ドキュメントを読み込ませることで、任意のコードが実行される可能性があるという。HWP形式ファイルだけでなく、HWP形式ファイルに.docなどの拡張子を付けたものでも発生するとのことで、比較的影響は大きい。

LWN.netの7月8日付け記事によると、LibreOfficeはこの問題はバージョン4.3.7で修正したが、OpenOfficeは対応としてHWP形式ファイルのサポートを行う共有オブジェクトの削除をユーザーに提示し、さらに今後リリースが予定されているバージョン4.1.2では修正するとされたものの、実際にはまだ何も作業が進んでいないという(現時点でもバージョン4.1.2はリリースされていない)。

このような状態であることから、TeleReadやdivabotではOpenOfficeの利用を止めて、LibreOfficeに移行すべきと述べている。

12502581 story
Linux

LILO、今年の12月で開発終了へ 57

ストーリー by hylom
お疲れ様でした 部門より
tk4terui 曰く、

90年代から開発が続けられており、長年Linuxのブートローダーとして親しまれてきたLILOの開発が、今年12月で終了するという(LILOのWebサイト)。

開発チームのコメントは次の通り。

I plan to finish development of LILO at 12/2015 because of some limitations (e.g. with BTFS、GPT、RAID). If someone want to develop this nice software further、please let me know ...

GRUBではなくLILOを愛用してきた身としては寂しい限り。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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