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2015年3月21日のオープンソース記事一覧(全2件)
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GNU is Not Unix

「GNU宣言」発表から30周年を迎える 48

ストーリー by headless
記念 部門より
1985年3月にRichard M. Stallman氏が「GNU宣言」を発表してから、30年が経過する。The New YorkerではStallman氏へのインタビューを交え、GNU宣言30周年を祝う記事を掲載している(The New Yorkerの記事本家/.)。

Stallman氏は現在も開発者に多大な影響を与えている。彼を崇拝する開発者の中には、Stallman氏の努力がなければ現在とは異なる人生を送っていただろうと話す人もいるそうだ。しかし、このような人々も皆iPhoneを持っており、Stallman氏の教えに従っていないようにも見える。Stallman氏は携帯電話を「ビッグブラザーのための道具」と呼び、自身は携帯電話を所有していない。この点についてどのように思うか尋ねたところ、「彼らが自分たちの自由を守る必要があることに気付いていないなら、いずれは持つのをやめることになるだろう。」と答えたという。

Stallman氏のフリーソフトウェアの夢が広く普及しているとはいいがたいが、多くの組織や個人がGNU/Linuxを導入するなど、彼の考えはさまざまな点で成功し続けているといえる。Stallman氏にその気があれば、シリコンバレーの大富豪のように大金持ちになれたはずだ。Stallman氏にとっての幸せが豊かさや快適な生活を送ることに基づかないなら、幸せは何を意味するのかという質問に対しては、「私にとっての幸せは、自分自身が満足できることと、愛があることだ。」とし、「自分自身を満足させるため、私は自分が価値があると信じることを実行しなければならない。」と述べたとのことだ。
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オープンソース

質の低い貢献者をオープンソースコミュニティーから排除? 71

ストーリー by headless
多様 部門より
オープンソースコミュニティーを開かれた友好的で自由なものに育て、多様なスキルを持つ人々に集まってほしいと考える一方で、メンバーの質も重要だ。質の低い貢献者は雑音を生むだけで、優れた貢献者の足を引っ張ることになる。元Ubuntuのコミュニティーマネージャーで、現在はXPRIZE Foundationのコミュニティー担当シニアディレクターを務めるJono Bacon氏は、このように主張する(Opensource.comの記事本家/.)。

オープンソースコミュニティーに参加する人々は様々だが、「誰でも歓迎」という言葉を聞き、自分にできる最大の貢献は意見を述べることだと考える人もいるようだ。このような人の中には、自分の意見が聞き入れられて当然と考える人もおり、意に沿わない決定をブログで批判したりもする。このような行動はコミュニティー内の争いの原因となることもある。批判すること自体は問題ではないが、非建設的な批判をすることが問題だという。

この問題についてテクノロジー系の大企業に対する事業開発を手掛ける人に話したところ、「そんなことをする顧客がいたら、首にする」と言われたそうだ。しかし、オープンソースコミュニティーでは騒がしく、非建設的で非生産的なメンバーがいても自動的に排除することはできないだろうとBacon氏は考える。これは飲まざるを得ない苦い薬であるからだという。記事では結論が出ていないが、皆さんはどのように思われるだろうか。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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