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2015年3月のオープンソース人気記事トップ6
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プログラミング

クラシックでオブジェクト指向のコンパイラ型言語、おすすめはObjective-C?それともC++? 117

ストーリー by headless
比較 部門より
Ask Slashdot: Which Classic OOP Compiled Language: Objective-C Or C++?

私は90年代初めからある、クラシックでオブジェクト指向のコンパイラ型プログラミング言語を選択しようとしているが、なかなか決めることができない。C++は常に選択肢の一つだが、Objective-Cもちょっと気になっている。Mac OS Xアプリを開発して収入を得たいなら当然Objective-Cを選択すべきだが、私がやりたいことに関していえば、どちらでもすべてのプラットフォームで満足のいく選択となるだろう。私はx86 Linux上で始めたいと思っているが、メインの開発プラットフォームとして使用することにもなる。他の言語を数多く知っているというわけではないが、FOSSとの結びつきが強く、広く使われているコンパイラ型言語を身に着けたい。その点に関してはObjective-C、C++のいずれも申し分ない。皆さんはどちらがおすすめだろうか。これら2つのプログラミング言語をどのように比較すればいいだろう。また、クロスプラットフォームでの開発(主としてGUIのないヘッドレスアプリケーション)の容易さはそれぞれどの程度だろうか。

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プログラミング

「時の翁」が握るNTPの運命 87

ストーリー by headless
tick-tock 部門より
ネットワークに接続されたコンピューターの時刻を同期させるNetwork Time Protocol(NTP)が4月で30周年を迎える。NTPは現在使用されているインターネットプロトコルの中で最も古いもののひとつで重要度も高いが、その一方で重大な岐路に立たされているとのこと(InformationWeekの記事本家/.)。

NTPの重要性は増しているにも関わらず、インフラストラクチャーに深く埋もれているために注目度は低下している。これに伴ってボランティア貢献者は減少しており、資金援助でも確実なものはないそうだ。そのため、資金面・運営面ともに大半がプロジェクトマネージャーのHarlan Stenn氏に依存している状態だという。この3年半ほど、Stenn氏はメールへの返信やパッチの受付、複数のOSで動作させるためのパッチのリライト、新規リリースの準備、NTPメーリングリストの管理など、週に100時間以上の作業を行っている。Stenn氏は自身のコンサルティング会社で不定期に仕事をしているが、4月までに現在よりも多くの資金援助が得られなければ、継続的な仕事を探す必要があるとしている。

Stenn氏を「時の翁」に例えるCloud Foundry FoundationのCEO、Sam Ramji氏によれば、Stenn氏はかつかつの状態でNTPプロジェクトの運営を続けているという。しかし、開発資金の枯渇直前に資金確保に成功したGnuPGの開発者Werner Koch氏のように、苦境にあえぐオープンソース開発者はStenn氏だけではないとのことだ。
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オープンソース

質の低い貢献者をオープンソースコミュニティーから排除? 71

ストーリー by headless
多様 部門より
オープンソースコミュニティーを開かれた友好的で自由なものに育て、多様なスキルを持つ人々に集まってほしいと考える一方で、メンバーの質も重要だ。質の低い貢献者は雑音を生むだけで、優れた貢献者の足を引っ張ることになる。元Ubuntuのコミュニティーマネージャーで、現在はXPRIZE Foundationのコミュニティー担当シニアディレクターを務めるJono Bacon氏は、このように主張する(Opensource.comの記事本家/.)。

オープンソースコミュニティーに参加する人々は様々だが、「誰でも歓迎」という言葉を聞き、自分にできる最大の貢献は意見を述べることだと考える人もいるようだ。このような人の中には、自分の意見が聞き入れられて当然と考える人もおり、意に沿わない決定をブログで批判したりもする。このような行動はコミュニティー内の争いの原因となることもある。批判すること自体は問題ではないが、非建設的な批判をすることが問題だという。

この問題についてテクノロジー系の大企業に対する事業開発を手掛ける人に話したところ、「そんなことをする顧客がいたら、首にする」と言われたそうだ。しかし、オープンソースコミュニティーでは騒がしく、非建設的で非生産的なメンバーがいても自動的に排除することはできないだろうとBacon氏は考える。これは飲まざるを得ない苦い薬であるからだという。記事では結論が出ていないが、皆さんはどのように思われるだろうか。
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GNU is Not Unix

「GNU宣言」発表から30周年を迎える 48

ストーリー by headless
記念 部門より
1985年3月にRichard M. Stallman氏が「GNU宣言」を発表してから、30年が経過する。The New YorkerではStallman氏へのインタビューを交え、GNU宣言30周年を祝う記事を掲載している(The New Yorkerの記事本家/.)。

Stallman氏は現在も開発者に多大な影響を与えている。彼を崇拝する開発者の中には、Stallman氏の努力がなければ現在とは異なる人生を送っていただろうと話す人もいるそうだ。しかし、このような人々も皆iPhoneを持っており、Stallman氏の教えに従っていないようにも見える。Stallman氏は携帯電話を「ビッグブラザーのための道具」と呼び、自身は携帯電話を所有していない。この点についてどのように思うか尋ねたところ、「彼らが自分たちの自由を守る必要があることに気付いていないなら、いずれは持つのをやめることになるだろう。」と答えたという。

Stallman氏のフリーソフトウェアの夢が広く普及しているとはいいがたいが、多くの組織や個人がGNU/Linuxを導入するなど、彼の考えはさまざまな点で成功し続けているといえる。Stallman氏にその気があれば、シリコンバレーの大富豪のように大金持ちになれたはずだ。Stallman氏にとっての幸せが豊かさや快適な生活を送ることに基づかないなら、幸せは何を意味するのかという質問に対しては、「私にとっての幸せは、自分自身が満足できることと、愛があることだ。」とし、「自分自身を満足させるため、私は自分が価値があると信じることを実行しなければならない。」と述べたとのことだ。
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音楽

新規録音したバッハの平均律クラヴィーア曲集をパブリックドメインで公開するプロジェクト「Open Well-Tempered Clavier」が完成 26

ストーリー by headless
完成 部門より
本家/.「"Open Well-Tempered Clavier" Project Complete; Score and Recording Online」より

オープンソースの楽譜作成ソフトウェアMuseScoreとピアニストのKimiko Ishizaka氏による、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲を新規録音してデジタル楽譜とともにパブリックドメイン(CC0)で公開する「Open Well-Tempered Clavier」プロジェクトが完成。作品がWebサイトで公開された。同チームが2012年に完成させた「Open Goldberg Variations」はWikipediaでゴールドベルク変奏曲の記事を始めとしてバッハに関する記事を大幅に充実させ、視覚障害者のために点字の楽譜を提供するなど、文化的な意義を示した。今回の録音も既に音楽評論家から好意的な評価を得ている。プロジェクトは900人を超える支援者から合計44,083ドルの資金をKickstarterで調達して実現された。

今回の録音はWebサイトで全曲をストリーミング再生できるほか、MP3やFLACなど複数のファイル形式から選択してダウンロードすることも可能だ。ダウンロードファイルにはカバーアートやライナーノーツを含む4ページのブックレットも同梱される。ダウンロードする場合は価格をユーザーが自分で決められるようになっており、「0」を入力すれば無料でダウンロードできる。有料でチェックアウトしたユーザーは、Bandcampアプリで無制限にストリーミング再生することも可能とのこと。なお、Amazon.comではCD版の購入も可能だ。

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プログラミング

フリーの楽譜作成ソフトLilyPond開発最新版リリース 29

ストーリー by hylom
非エンタープライズ分野では珍しい? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

フリーの楽譜作成ソフトとして、コアなファンがついているGNU LilyPondの最新開発版であるバージョン2.19.16が2月28日に公開された。これだけなら何も目新しくない話だが、ニュースリリースに次のように日本人の名前が謝辞とともに書かれている。

We would like to acknowledge and thank Masamichi Hosoda for making this release possible with his work on updating GUB, the build tool.

このように、国際的なフリー・オープンソースソフトの世界で活躍する日本人が増えるのは喜ばしいことだ。皆さんご自身あるいは周辺で、このような活動をしている、してみたい、というような方は、いらっしゃるだろうか? また、それはどんな活動か、お聞かせいただけないだろうか?

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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