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2022年8月のオープンソース人気記事トップ6
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人工知能

画像生成AIサービスが人気に、オープンソースのモデルも登場 99

ストーリー by nagazou
進化中 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

初出は少し前になるが、7月末からAIによる画像生成サービスがTwitter上などで話題となっており、今週には別企業がオープンソースの同種のモデルも公開するなど、広がりを見せているようだ(J-CASTのMidjourneyの記事, 同Togetterまとめ, ITmediaのStable Diffusionの記事, Gigazineの同記事, 同Togetterまとめ)。

最初に話題になったのは「Midjourney」というサービスで、これはチャットアプリのDiscordで人工知能にメッセージを送ると、そのメッセージからイメージされる画像が生成されるというもの。連日多くのユーザーが試行錯誤の結果を投稿しており、変なものも多いが、うまくいった場合は極めてハイクオリティな画像が生成されることから、人気を博している。Midjourneyは制限付きの無料プランの他、月額10ドルで商用利用可で200枚、30ドルで無制限といった有料プランが用意されている。

次に話題となったのは8月22日に公開された「Stable Diffusion」。こちらも有料の「DreamStudio」というサービスがあるが、一方でモデルはCreative ML OpenRAIL-Mライセンスで公開されており、デモサイトで試す他、ローカルマシンにインストールして使用することもできるという。生成した画像の権利者は作成者自身となるが、不適切な画像は出力されないよう制限され、かつ法律に違反するものなどでの利用は禁止となっている。開発元ではMidjourneyよりも高性能と謳っており、実際にハイクオリティな画像が生成されている。

なお、AIの画像があまりに良い出来であったことから、今までイメージはあっても絵が描けなかった人が自分で絵を作れるようになるという声がある一方、イラストレーターなどが仕事を失うのではという危惧が上がっている。はたして画像生成AIは世の中を変えるだろうか?

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BSD

macOSと同等のエクスペリエンスと互換性を目指して開発中の「ravynOS」 104

ストーリー by nagazou
CHRPを思い出す 部門より
AppleのmacOSのソースコードは非公開だが、そんなmacOSのエクスペリエンスやMac向けアプリとの互換性を実現するオープンソースOS「ravynOS」が開発されているという。ravynOSはFreeBSDを元に開発されており、x86-64(x64)やARMシステム上のmacOSと同様のエクスペリエンスと互換性を提供するとしている(ravynOSGIGAZINE)。

macOS用のアプリケーションを動作させるためのフレームワークであるCocoa APIにも対応することを目的としているそうだ。現時点ではravynOSにバンドルされる専用アプリとFreeBSDのアプリを実行できるとのこと。対応ハードウェアに関しては、FreeBSD-CURRENT(14.0)をサポートしているハードウェアで動作する模様。

あるAnonymous Coward 曰く、

Windowsの互換プロジェクトでいうとReaactOSとか、OSではないがWineがあるけれど30年ほどたっても実験的な段階を脱していない。このravynOSも、この先30年も実験的プロジェクトとして続くのか?

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マイクロソフト

Rufusを用いてのWindowsのISO ダウンロードがMicrosoftによってブロックされる 28

ストーリー by nagazou
ブロック 部門より
USBなどでブータブルメディアを作成するために多用されるオープンソースのツール「Rufus」だが、このRufusに対してMicrosoftが Windows ISOイメージをダウンロードできないよう対策をおこなったようだ。Rufus側が対処したことで、現時点ではMicrosoftからISOイメージをダウンロードできるようになっている(GHACKS)。

RufusでWindows ISOをダウンロードできるようになったのは2019年にリリースされたRufus 3.5からだが、 今年8月のある時期からRufusを使用してWindows 8、10または11のISOをダウンロードしようとすると、エラーメッセージが表示されるようになったという。Windows 7のISOダウンロードに関しては従来通り可能だった。GHACKSの記事によれば、Microsoftは自社のWebサイト以外のソースからのダウンロードを防ぐために変更をしたとしている。
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ビジネス

GitLabが「一年以上放置された無料アカウントのプロジェクトを削除」と報じられ炎上 42

ストーリー by nagazou
下手に上場してしまうと方向性を見失うのかな 部門より

The Registerが4日、GitLabが1年間アクティブでないプロジェクトを自動的に削除することを計画していると報じた。これによりネット上では反発が強まり、GitLabは方針転換を余儀なくされるという状況になったそうだ。放置されていたとはいえ、このGitLabの方針は無料会員を切り捨てることを計画しているとも取れるうえ、活発に開発されていない多くのオープンソースコードが消滅する可能性があることから、SNS上では強い反発が出ていた(The RegisterGIGAZINE)。

こうした方針の背景には、上記のようなアクティブではないプロジェクトの維持コストがGitLab全体のホスティングコストの最大4分の1を占めていたためだという。新しい方針が仮に実施されていれば、GitLabは年間100万ドル(約1億3300万円)の費用を削減できる可能性があった模様。

あるAnonymous Coward 曰く、

記事を見るに、元々削除で計画されていたのが、直前ですっぱ抜かれてオブジェクトストレージに移動と計画変更になったようだ。

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インターネット

VideoLAN のウェブサイト、インドで謎のブロック対象に 8

ストーリー by nagazou
謎 部門より
headless 曰く、

VideoLAN のウェブサイトや VLC Media Player のダウンロードリンクがインドで半年以上前からブロックされているそうだ (India Today の記事 [1][2][3]The Register の記事)。

ISP の中にはブロックを行っていないところもあるが、ブロックされている場合は「電子情報技術省 (MeitY) が 2000 年 IT 法に基づいてブロックを命じた」という旨のメッセージが表示されるという。命令についてインド政府からの公式発表はなく、VideoLAN もインド政府に問い合わせているが回答はないとのこと。

この問題は 5 月に MediaNama が報じていたが、先週になって India Today が報じるまで注目されていなかったようだ。VideoLAN の公式 Twitter アカウントも統計情報でみるとブロック開始は 2月 13 日だと述べつつ、目立った動きを見せるのは今回の報道以降のこどだ。

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Amiga

NetBSD 9.3は、1980年代後期のハードで動作する2022年のOS 11

ストーリー by nagazou
まさかの 部門より
4日にNetBSD 9.3がリリースされた。このNetBSD 9.3で、Commodore Amiga 用のXサーバがサポートされた点が話題となっているそうだ(NetBSD 9.3リリースノートThe Register)。

NetBSD 9.3では、新規ドライバの追加や旧来のドライバの更新などがおこなわれたほか、最新のAMDやIntel製プロセッサを含むハードウェアサポートの改善、サスペンドとレジュームの処理の改善などがおこなわれている。そんな中、リリースノートに「amiga - enabled wsfb(4) based X11 using amidisplaycc(4).」という記載があったことから注目を集めた。The Registerによれば、NetBSD 9.3では1980年代後半のハードウェアであるAmiga上でグラフィカル デスクトップを実行できるようになったとしている。
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