中国の裁判所がGPLの有効性を認める判決を出す 18
ストーリー by nagazou
判決 部門より
判決 部門より
やや時間の経過した話ではあるが、Science Portal Chinaに中国初のオープンソース・ライセンス訴訟に関する記事が掲載されている。それによると、2022年10月に中国で初めてのGPLをテーマにした裁判が結審したという。この裁判は、従業員の引き抜きに伴うソースコードの盗み出しがおこなわれ、そのコードをもとに、全く別の製品化した企業に対しての裁判という内容となっている(中国での判例、Science Portal China)。
裁判の中でお互いがGPLを根拠にした(内容的には間違った)主張を行った。これに対し、中国の法廷がGPLの正しい指導をしたそうだ。要するにこの件で中国の法廷がGPLの有効性を認めたことが中国のオープンソース界で話題になったそうだ。法廷では、被告が盗用したソフトウェアがオープンソースのライブラリを使用していると主張したものの裁判所はそれを否定。GPLライセンスの適用が認められると判断した。
原告が最初からGPLライセンス規約を違反してソースコードを開示せずにライブラリを使用していたこと。法廷がソフトウェアのソースコードの比較による著作権侵害とGPLライセンスの該当性を検証し、オープンソースライセンスの意義を厳密に検討した点。そして、法廷がオープンソースが中国のソフトウェア開発全体を助け、未来のソフトウェア開発に対する指針を示したという点で、画期的な判決になったとしている。
裁判の中でお互いがGPLを根拠にした(内容的には間違った)主張を行った。これに対し、中国の法廷がGPLの正しい指導をしたそうだ。要するにこの件で中国の法廷がGPLの有効性を認めたことが中国のオープンソース界で話題になったそうだ。法廷では、被告が盗用したソフトウェアがオープンソースのライブラリを使用していると主張したものの裁判所はそれを否定。GPLライセンスの適用が認められると判断した。
原告が最初からGPLライセンス規約を違反してソースコードを開示せずにライブラリを使用していたこと。法廷がソフトウェアのソースコードの比較による著作権侵害とGPLライセンスの該当性を検証し、オープンソースライセンスの意義を厳密に検討した点。そして、法廷がオープンソースが中国のソフトウェア開発全体を助け、未来のソフトウェア開発に対する指針を示したという点で、画期的な判決になったとしている。
中国に限らないけど (スコア:1)
一部高度な技術などが基準になる所は、出自がほんと関係なくちゃんと結果が出るのはいいよね
# 逆にいうと全部じゃないけど
中国のソフト面(人的、文化の内部的な価値的なところ)は強いからなあ
# それ以外がかなりアレだけど
M-FalconSky (暑いか寒い)
GPLは共産主義 (スコア:0)
GPLは共産主義 [google.com]だ、と主張する人もいるぐらいで、中国とGPLは案外相性いいのかしらん。
# 今の中国は共産主義じゃないって? そんなの聞こえなーい
Re:GPLは共産主義 (スコア:1)
ちゃんと聞きましょう。
今の中国はプーさん主義です。
Re: (スコア:0)
キンペーの都合で幾らでも変わるだろう。
今はその方が都合が良いっていうだけの判断。
で、結局どういうことよ (スコア:0)
「ソースコードの盗み出し」での渦中のコードが、
GPL由来だから開示しなければならないし、かつ、
持ち出したことは不問だってことなのか?
盗用だと主張された、秘匿したかったコードを、
不本意ながらも開示すればこの件はおしまい、
ってことでいいのかな。
Re: (スコア:0)
スラド民はソース記事を読まない定期
盗用そのものは議論の余地のない明快な結論となった。
Re: (スコア:0)
盗用なんてしないでGPL違反で告発して公開させればよかったんだ。
そして金輪際GPLソフトは使わないと言わしめる。
Re: (スコア:0)
夏休みはこういう天然が暴れて鬱陶しいな
法の上に党が有る (スコア:0)
そもそも法治国家じゃないので法治国家基準で画期的な判決とか言っても意味ないような。
Re:法の上に党が有る (スコア:1)
GPLv2 (スコア:0)
GPLv2かよ。
GPLv3にしておけば問題なかった。下請けとか従業員に、内部使用のための改変をさせたときにGPLv3の義務を果たす必要がない。
しかしリンク先はMITライセンスだ。なんだこれ?
文章がおかしい (スコア:0)
意味を理解しにくい文章は止めてくれ
1>原告が最初からGPLライセンス規約を違反してソースコードを開示せずにライブラリを使用していたこと。
2>法廷がソフトウェアのソースコードの比較による著作権侵害とGPLライセンスの該当性を検証し、オープンソースライセンスの意義を厳密に検討した点。
3>そして、法廷がオープンソースが中国のソフトウェア開発全体を助け、未来のソフトウェア開発に対する指針を示したという点で、画期的な判決になったとしている。
1は不要. 2と3を一つにまとめると次のようになる.
>法廷がソフトウェアのソースコードの比較による著作権侵害とGPLライセンスの該当性を検証しオープンソースライセンスの意義を厳密に検討した点と、法廷がオープンソースが中国のソフトウェア開発全体を助け未来のソフトウェア開発に対する指針を示したという点で、画期的な判決になったとしている。
Re: (スコア:0)
それあなたのかんそうですよね?
Re: (スコア:0)
じゃあ、あなた(#4505578)のかんそうは?
Re: (スコア:0)
裁判で争われているポイントを不要扱いするのは、「俺には興味がない」というあなたの感想でしかないってことです。
裁判ってのはあなたが理解するために行われるものじゃないんですよ。
もう閉じることは出来ない (スコア:0)
コンピュータの世界は複雑高度になりすぎた。 ひとつの会社だけでフルスクラッチで開発なんてことが不可能な領域はたくさんある。 世界規模でライブラリを融通するのは必須だ。
もしも中国がオープンソースライセンスを否定するようなら Github をはじめとする技術者コミュニティは中国を排除せざるを得なくなるが、それが中国にとって良い未来とは言えないだろう。
要するに中国にとってオープンソースライセンスを有効だと認めるのは単にそのほうが得だからだ。 得だからそうするという分かりやすい理由。
Re: (スコア:0)
最後の一行は中国に限ったことではぜんぜんなくて、「その方が得だから」で広めようというのはオープンソースの基本戦略にすぎない