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2017年8月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2017年8月12日のオープンソースタレコミ一覧(全10件)
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バイオテック

DNAに格納したエクスプロイトでコンピューターを攻撃する実験

タレコミ by headless
headless 曰く、
DNAをストレージとして使用する試みは以前から行われているが、米国・ワシントン大学の研究チームがDNAにエクスプロイトコードを格納してコンピューターを攻撃する実験を行っている(ワシントン大学のニュース記事論文: PDFHackReadの記事The Registerの記事)。

実験ではDNAシーケンサーが出力するFASTQファイルにエクスプロイトコードが含まれるようDNA鎖を合成。FASTQファイルの圧縮に用いるfqzcompユーティリティーを改変し、想定より長いDNAリードを読み込むとバッファーオーバーフローを引き起こす脆弱性を追加している。このエクスプロイトコードによる攻撃が成功するとターゲットマシンはリモートサーバーに接続し、リモートから任意のコードを実行可能になる。なお、実験はASLRを無効化するなど、攻撃者に有利な環境で行われている。

エクスプロイトコードはシーケンシングのエラーに弱く、1か所でもエラーがあると機能しなくなる。実験では76.2%が正常に読み取られたが、ランダムに逆順の読み取りが発生するため、機能するエクスプロイトコードが含まれるリードは37.4%だったそうだ。

実験ではプログラムに脆弱性を追加しているが、DNA分析に使用するオープンソースプログラムを調査したところ、セキュリティのベストプラクティスに従っていないものが多かったという。また、複数サンプルを同時に処理可能なマルチプレックス法によるDNAシーケンシングでは、他のサンプルのデータを取得可能なことも今回の実験で判明している。

現実のプログラムで脆弱性を探し、攻撃用のコードをDNAに組み込むのは容易ではない。ただし、分析を依頼されるDNAサンプルが攻撃ベクターになる可能性を認識し、攻撃が現実の脅威となる前にセキュリティの改善を進めていく必要があるとのことだ。
13377856 submission
アメリカ合衆国

ディズニーとバイアコム、モバイルアプリで子供の個人情報を保護者の承諾なく収集していたとして訴えられる

タレコミ by headless
headless 曰く、
ディズニーとバイアコムがモバイルアプリで保護者の承諾なく子供を識別可能な情報を収集していたとして、2社それぞれを相手取った2件の訴訟が米国で提起された。いずれもクラスアクション訴訟を目指している(Consumeristの記事The Vergeの記事The Washington Postの記事BetaNewsの記事)。

訴状によれば、ディズニーとバイアコム(ニコロデオン)のモバイルアプリでは広告SDKを使用しており、このSDKが端末固有の番号(IMEIを指すとみられる)などを取得し、行動ターゲティング広告やマーケティング分析のために子供の行動を追跡しているとのこと。そのため、SDKを開発した各社も被告となっている。いずれの訴訟も原告は同一人物であり、2通の訴状は被告や対象アプリが異なるだけで、基本的に同じ内容だ(ディズニーに対する訴状: PDFバイアコムに対する訴状: PDF)。

訴状に挙げられているアプリはディズニーが42本、バイアコムが11本。主に子供を対象としたゲームで、13歳未満の子供の情報を収集する場合は保護者の承諾が必要とする米国の児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)に違反するとのこと。名前や住所、電子メールアドレスといった情報は収集されていないようだが、COPPAでは個人を識別可能な情報であれば規制対象になる。

これに対しディズニーとバイアコムは、COPPAを順守していると反論し、法廷で争う姿勢を見せているという。また、ディズニーは原告がCOPPAの趣旨を基本的に誤解しているとも述べているとのことだ。
13377893 submission
インターネット

英国・サウスロンドンで大規模なブロードバンド接続障害、原因はネズミ

タレコミ by headless
headless 曰く、
英国・ロンドン南部のサウスロンドン地区で10日夜、ネズミが原因で大規模なブロードバンド接続障害が発生したそうだ(The Registerの記事The Sunの記事Sky Help Teamのツイート)。

障害発生を報告しているのはTalkTalkとSkyの2社。TalkTalkによれば近隣で使用しているVirgin Mediaのケーブルが破損したという。ケーブル破損の原因について、Skyはネズミにかじられたと説明。11日10時30分に復旧をツイートしている。一方、TalkTalkは障害情報ページで11日15時10分に復旧を報告したが、復旧した地域で再度の障害発生を報告している。Virgin Mediaから障害に関する情報は出ていないようだ。Virgin Mediaでは昨年10月、情報分電盤に入り込んで感電したカタツムリが原因の接続障害も発生しているそうだ。
13378229 submission
日記

産総研、ガラスの基本単位であるオルトケイ酸の結晶作成に成功 1

タレコミ by masakun
masakun 曰く、
J-PARCセンター施設公開 2017のストーリーでリンク先にアクセスしたとき気づいたが、産総研の触媒化学融合研究センターのプロジェクトチームがガラスの基本単位であるオルトケイ酸の結晶化に成功したと報じられている(J-PARC プレス発表)。

19世紀前半にイェンス・ベルセリウスにより溶解性のシリカ (オルトケイ酸) が発見されたが、その組成が「ケイ素上に4つの水酸基-OHが結合した分子構造」であることが分かったのは20世紀に入ってから。しかもテトラアルコキシシランや四塩化ケイ素の加水分解によってオルトケイ酸は生成するが、速やかに脱水縮合しシリカに変わるため、今まで単離できず詳細な構造は不明だった。そこで産総研では水を使わないオルトケイ酸の合成反応を開発し、オルトケイ酸と加えたアンモニウム塩からなる単結晶を得ることに成功。「X線結晶構造解析の結果、オルトケイ酸は正四面体構造であり、ケイ素-酸素結合の平均結合長は0.16222ナノメートルで、酸素-ケイ素-酸素結合の平均結合角は109.76度であった」。さらに「中性子結晶構造解析により、酸素-水素結合の平均結合長が0.0948ナノメートルであることも分かり、世界で初めてオルトケイ酸の詳細な分子構造を明らかにした」という。

オルトケイ酸はガラスやシリカに代表される無機ケイ素材料やシリコーンなどの有機ケイ素材料の基本単位構造であるため、この合成手法は現在産総研で取り組まれている次世代の高機能シリコーン材料の開発に役立つと期待されている。またイネ科の植物は天然のオルトケイ酸を取り入れシリカとして蓄積することで、物理的に丈夫になるだけでなく病原菌にも強くなっている。そのメカニズムの解明にも役立つだろう。

# スラドで政治ねたウザいと書いた人にはぜひコメントしていただきたい。

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インタビュー

中型、小型液晶は2年で有機ELの時代になる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
次期iPhoneが有機ELになるという話はここ数年、出ては消えているが、白色有機ELの発見者として知られる城戸淳二教授によると、あと1、2年で中型、小型液晶は有機ELにシフトするらしい。

初代Galaxyは有機ELだったなとか、Vitaとかあったな、と意外と古い有機EL搭載ガジェットの歴史であるが、ついにディスプレイといえば有機ELが主流の時代がやってくるのだろうか。
個人的には液晶でも十分きれいだが、冷陰極管の液晶ディスプレイが急速に衰退したように、有機ELシフトが起こるのかもしれない。
そしてジャパンディスプレイは有機ELの量産に成功するのだろうか。

情報元へのリンク
13378352 submission
広告

DMCA削除要請により、広告ブロック用フィルターリスト「Easylist」からフィルターが削除される

タレコミ by headless
headless 曰く、
8月10日に広告ブロックソフトウェアが使用するフィルターリスト「Easylist」から1件のフィルターが削除されたのだが、削除理由が明確でなかったためEFFまで出てくる騒ぎとなった(Adguard Blogの記事TorrentFreakの記事Neowinの記事)。

削除されたのは「functionalclam.com」を指定する行で、GitHubのコミットにはDMCA削除要請に基づく削除された旨の見出しが付けられていたが、それ以上の情報は記載されていなかった。また、GitHubが受け取った削除要請の公開も遅れたため、削除理由がはっきりしないままだった。

そのため、コミュニティーが調査を行ったところ、「dmcahelper」というアカウントが7月18日にフィルターの削除を要求していたことが判明する。dmcahelperは著作権アクセスコントロールを迂回するとの報告を受けたと主張し、フィルターの削除を要求していた。しかし、このアカウントが新しく作成されたものだったため、まったく相手にされなかったようだ。

さらに、functionalclam.comドメインを所有するのがアンチ広告ブロックサービスを提供するAdmiralであることが判明。「広告企業がDMCAを使用して強制的に広告を見せようとしている」「広告ブロックソフトウェアが攻撃を受けている」などと騒ぎになり、EasylistのメインテナーにEFFが助力を申し出る事態となった。

その後、リストのメインテナーがコメントし、問題のサーバーは広告ブロックに関する警告などを提供しているもので、広告サーバーではないとの見方を示した。広告サーバーでなければDMCA削除要請がなくても削除すべきものであり、フィルターを追加する際は注意するよう呼び掛けている。その一方で、広告サーバーを対象にするDMCA削除要請があった場合には法的なオプションも検討することになるとも述べている。

また、Admiralはdmcahelperとして7月に削除を要求していたことを認め、削除を実現するにはGitHubの合意が必要とみてDMCA削除要請を行ったと説明している。
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創価学会は反社会組織であると学会幹部らが暴露

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
学会全組織は連携し、公明党OB議員は呼応して、綿密なシナリオのもと、私に政治評論家活動を中止させ、手帖を奪い、寄付を強要したのだ。
ある者は二度にわたり「土下座しろ」と威嚇し、またある者は「人命にかかわるかもしれない」「海外にいる息子さんがどうなってもよいのか」といった趣旨の穏当ならざる言葉を口にした。こうした脅迫とあいまって、かれらは「政治評論家をやめるべきだ」「元委員長が政治評論家をするのは許しがたい」と言いはじめた。

一方、創価学会の監視・尾行のノウハウは、昨日や今日築かれたものではない。すでに述べた竹入義勝元委員会や山崎正友元弁護士に対する常軌を逸したパッシングのなかで、監視や尾行が日常的に行われ、その他、反学会者や脱退者に対しても監視や尾行が繰り返されてきたと聞いている。ちなみに創価学会の組織のなかで、特に脱会者や学会批判者に対する監視・尾行などの役割を担っているのが「広宣部」と呼ばれるところとされる。
このように学会の監視や尾行などの非合法活動は、早くから組織化されて行われてきた経緯があり、そうした卑劣な活動はつねに対外的に、そして学会内においても、数かぎりない摩擦を生んできたのである。
また、広宣部の主な活動は、
1.構成員宅の郵便物などの抜き取り
2. 構成員の盗聴
3.交友関係の調査
4.構成員への尾行
5.怪文書による攻撃
6.構成員の出したゴミなどを持ち帰り、その中から情報を収集
以上のような活動を行っていました。
当初は、組織防衛のための広宣部を結成したことが、いまでは積極的に反対者への恫喝、圧力を加える組織へと移行しているようです。

フランス国民議会で創価学会は有害なセクトとして報告
次の十項目を指標に「セクト」の判別をしています。
・精神の不安定化
・法外な金銭的要求
・住み慣れた生活環境からの断絶
・肉体的保全の損傷
・子供の囲いこみ(強烈に強化すること)
・反社会的な教説
・公秩序の攪乱
・裁判沙汰の多さ
・従来の経済回路からの逸脱
・公権力への浸透の試み
このセクト(有害カルト)の実態を平成十二年六月八日、フランス国営テレビ(チャンネル2)が「創価学会-二十一世紀のセクト」とのタイトルで、ドキュメントタリー番組を一時間にわたり放映しています。

http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/sj01.html
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/sj02.html
http://cultbokumetsukonzetsu.web./Afc2.com/04s05.html
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04s07.html
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04s04.html
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04shoseki01.html
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04s06.html

情報元へのリンク
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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