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2014年12月のオープンソース人気記事トップ7
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グラフィック

Fabrice Bellard氏、JPEGの置き換えを目指す新画像フォーマット「BPG」を開発 103

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新型 部門より
本家/.「Bellard Creates New Image Format To Replace JPEG」より

FFMPEGやQEMU、JSLinuxの開発者として知られるFabrice Bellard氏が、JPEGを置き換える新しい画像フォーマットとして、BPG(Better Portable Graphics)を提案している。BPGは同品質のJPEG画像と比較して、ファイルサイズはおよそ半分になる。コマンドラインのエンコーダー・デコーダーを含むlibbpgライブラリはソースコードとWindows用バイナリがリリースされており、Webブラウザで利用可能なJavaScriptのデコンプレッサーも同梱。有名なLenaの画像を使用したデモのほか、複数のデモが公開されている。

BPGはH.265(HEVC)のサブセットをベースとしており、JPEGから変換する場合の劣化を減らすためJPEGと共通の色空間(グレイスケール、YCbCr 4:2:0、4:2:2、4:4:4)をサポート。アルファチャネルをサポートするほか、RGB、YCgCo、CMYKといった色空間もサポートしている。より高いダイナミックレンジを実現するため、各チャネル8ビットから14ビットまでをネイティブサポートし、ロスレス圧縮もサポートしているという。 このほか、EXIFやICCプロファイル、XMPといったメタデータを埋め込むことが可能とのことだ。

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法廷

GPL違反による「被害」、救済策は? 74

ストーリー by headless
救済 部門より
GPLv2に違反した場合の判例は非常に少なく、最も重要な条項のほとんどについては実質的に判例がないという。Versata SoftwareとAmeriprise Financialなどの間で争われている関連する5つの訴訟で 1) GPLv2違反の被害者に対する救済策は何か、2) GPLv2において責任の生ずる「配布」とは何か、3) GPLv2は特許のライセンスを含むか、4)プロプライエタリーコードとGPLv2コードをどのような形で統合すると「派生著作物」となり、プロプライエタリーコードがGPLv2の支配下に置かれるのかといった点について裁判所の判断がでる可能性があるとのこと(OpenSource.comの記事本家/.)。

訴訟のいきさつとしては、初めにVersataがAmeripriseにライセンスしたDistribution Channel Management(DCM)ソフトウェアの修正をめぐり、ライセンス違反や著作権侵害があったとしてVersataがAmeripriseなどを提訴。一方、DCMにはGPLv2でライセンスされるXimpleWareのVTD-XMLソフトウェアが含まれていることに気付いたAmeriprise(Versataは気付いていなかったという)は、DCMがVTD-XMLの派生著作物になるとしてGPLv2で公開し、ソースコードを渡すように求めてVersataを提訴。AmeripriseはXimpleWareにもこの件を知らせたことから、XimpleWareがVersataとAmeriprise、両社の顧客などを相手取り、著作権侵害と特許権侵害で2件の訴訟を提起することとなる。

(続く...)
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BSD

FreeBSDの創立者、FreeBSDにおけるsystemd類似システム導入への意欲を語る 43

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SysV-Initは限界なのか 部門より
i12bhdn 曰く、

FreeBSDの共同創立者で現iXsystems CTOのジョーダン・ハバード氏が、MeetBSD California 2014カンファレンスで、次の10年間におけるFreeBSD開発計画について講演した(Phoronix)。

ハバード氏は講演の中で、FreeBSDにおける20年間の歴史を振り返り、FreeBSDそのものやサービスおよびアプリケーションのための単一で統合された設定データインターフェース(single/unified configuration data interface)の開発に注力することを希望すると述べた。

このインターフェースの件に関し、従来の/etc/rc.d中心からsystemd類似のシステムへの移行を示唆する内容であったことから、systemd開発者レナート・ポッターリング(ペッターリング?)氏はGoogle+にてハバード氏の講演をリンクし、称賛するコメントを投稿している(レナート氏によるGoogle+への投稿 )。

systemdはlinux開発者の間で評価が割れていますが、ずいぶん思い切った提案をしたものだと思います。自分ですか? 自分はsystemdでも/etc/rc.dでどちらでもいいです。正直とちらがいいのかわかりません。

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オープンソース

コードを書かなくてもできるオープンソースへの貢献、何もしない理由は? 101

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貢献 部門より
本家/.「Ask Slashdot: Non-Coders, Why Aren't You Contributing To Open Source?」より

多くの人々がオープンソースツールをワークフローのどこかで使用しているが、自分の時間を使ってプロジェクトに貢献している人は比較的少ない。しかしOpensource.comの記事で紹介されているように、最近ではコードを書かなくてもオープンソースプロジェクトに貢献する方法が数多くある。自分のできることと、それを必要とするプロジェクトをマッチングするOpenHatchのようなプロジェクトも登場している。それでもプロジェクトに貢献しない理由は何だろう。時間や興味がないのだろうか。始めるのが難しいのだろうか。

Opensource.comの記事では、コードを書かずにプロジェクトに貢献する8つの方法を紹介している。8つの方法は以下のようなものだ。

  • 問題を報告する
  • ドキュメントを書く
  • Webサイトの内容を改善する
  • アート/デザイン面で協力する
  • リリース前のバージョンをテストする
  • ディスカッションに参加する
  • 質問に答える
  • プロジェクトを紹介する
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マイクロソフト

Microsoftが.NET Coreを紹介 40

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紹介 部門より
本家/.「Microsoft Introduces .NET Core」より

MicrosoftのImmo Landwerth氏が、オープンソース化される.NET Coreの詳細を紹介している。.NET Coreは統合されたBase Class Library(BCL)とともにモジュール式に構築されているため、Coreの必要なパッケージのみをインストールし、NuGetを使用してアプリケーションと一緒に提供することが可能だ。そのため、NuGetは第一級市民となり、.NET Coreパッケージを配布するデフォルトのツールとなる。

.NET Frameworkのクロスプラットフォームのサブセットだが、.NET Coreは独自の更新スケジュールを持つことになる。.NET Frameworkは年1度更新されるのに対し、.NET Coreは年に数回更新される。.NET 4.6のリリース時点で、Coreは明確な.NET Frameworkのサブセットとなり、以降は.NET Frameworkの一歩先を進み続ける。「.NET Coreプラットフォームはオープンソース開発と、NuGet上での迅速な配布に最適化された新たな.NETスタックだ。我々はMonoコミュニティーと協力してWindows、Linux、Macのいずれでも素晴らしいものにし、Microsoftは3つすべてのプラットフォームでのサポートを行っていく。」とのことだ。

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マイクロソフト

Microsoftのオープンソース受け入れは何を生み出すのか 40

ストーリー by hylom
金 部門より
headless 曰く、

本家Slashdot「What Will Microsoft's "Embrace" of Open Source Actually Achieve?」より。

かつてはオープンソースやLinuxを敵視していたMicrosoftだが、オープンソースを受け入れる企業へと変化してきている。すでにオープンソース化されているASP.NET MVCやWeb API、Web Pages(Razor)に続き、先月は.NET Coreのオープンソース化も発表された。

Diceの記事では、「少なくともいくつかの点では、Microsoftがよりオープンで相互運用性を支持するようになったところを見せようとしているのは間違いない。また、同社は増加する.NETのオープンソース技術で開発者を支援する.NET Foundationにも関わっている。しかし現在のところ、Microsoftがオープンソースの世界―かつてムーブメントを破壊しようとし、現在はフリーソフトウェアにより同社の収益モデルが脅かされている―に足を踏み入れようとしているというだけのことだ。」としている。

しかし、Microsoftのオープンソースにおける最終的な目的は何だろうか。このような動きは恐怖か皮肉、もしくはその両方の産物との見方が広がる中で、同社はいったい何をやり遂げられると考えているのだろうか。

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オープンソース

会津若松市がハザードマップにOpenStreetMapを採用 20

ストーリー by hylom
おなじみ会津若松市 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

会津若松市がOpenStreetMapをベースにハザードマップを作成し、12月より配布を開始しました。

現在市のサイトからPDF版がダウンロード可能となっており、国や県の配布している災害関連のデータに加えて、OpenStreetMapの建物や道路の情報が使用されていることが記されています。

OpenStreetMapは、誰でも自由に使用できる地図の作成を目標とした、有志によって進められている活動です。それ故に地図情報の充実度はコミュニティの活発さ次第で差がありますが、会津若松市周辺の情報量はかなり充実していて、その活発さがうかがい知れます。

会津若松市といえば以前からLibreOfficeの採用やオープンデータなど先進的な取り組みに力を入れてきた自治体ということもあり、今回の採用もうなずけるものがありますが、これをきっかけにほかの自治体でも採用が広がるかもしれません。また逆に、自治体側からのデータの提供にも期待したいところです。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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