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2014年12月23日のオープンソース記事一覧(全2件)
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マイクロソフト

Microsoftのオープンソース受け入れは何を生み出すのか 40

ストーリー by hylom
金 部門より
headless 曰く、

本家Slashdot「What Will Microsoft's "Embrace" of Open Source Actually Achieve?」より。

かつてはオープンソースやLinuxを敵視していたMicrosoftだが、オープンソースを受け入れる企業へと変化してきている。すでにオープンソース化されているASP.NET MVCやWeb API、Web Pages(Razor)に続き、先月は.NET Coreのオープンソース化も発表された。

Diceの記事では、「少なくともいくつかの点では、Microsoftがよりオープンで相互運用性を支持するようになったところを見せようとしているのは間違いない。また、同社は増加する.NETのオープンソース技術で開発者を支援する.NET Foundationにも関わっている。しかし現在のところ、Microsoftがオープンソースの世界―かつてムーブメントを破壊しようとし、現在はフリーソフトウェアにより同社の収益モデルが脅かされている―に足を踏み入れようとしているというだけのことだ。」としている。

しかし、Microsoftのオープンソースにおける最終的な目的は何だろうか。このような動きは恐怖か皮肉、もしくはその両方の産物との見方が広がる中で、同社はいったい何をやり遂げられると考えているのだろうか。

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法廷

GPL違反による「被害」、救済策は? 74

ストーリー by headless
救済 部門より
GPLv2に違反した場合の判例は非常に少なく、最も重要な条項のほとんどについては実質的に判例がないという。Versata SoftwareとAmeriprise Financialなどの間で争われている関連する5つの訴訟で 1) GPLv2違反の被害者に対する救済策は何か、2) GPLv2において責任の生ずる「配布」とは何か、3) GPLv2は特許のライセンスを含むか、4)プロプライエタリーコードとGPLv2コードをどのような形で統合すると「派生著作物」となり、プロプライエタリーコードがGPLv2の支配下に置かれるのかといった点について裁判所の判断がでる可能性があるとのこと(OpenSource.comの記事本家/.)。

訴訟のいきさつとしては、初めにVersataがAmeripriseにライセンスしたDistribution Channel Management(DCM)ソフトウェアの修正をめぐり、ライセンス違反や著作権侵害があったとしてVersataがAmeripriseなどを提訴。一方、DCMにはGPLv2でライセンスされるXimpleWareのVTD-XMLソフトウェアが含まれていることに気付いたAmeriprise(Versataは気付いていなかったという)は、DCMがVTD-XMLの派生著作物になるとしてGPLv2で公開し、ソースコードを渡すように求めてVersataを提訴。AmeripriseはXimpleWareにもこの件を知らせたことから、XimpleWareがVersataとAmeriprise、両社の顧客などを相手取り、著作権侵害と特許権侵害で2件の訴訟を提起することとなる。

(続く...)
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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