米オクラホマ州で今年最初の反科学教育法案が議論開始
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
アメリカでは定期的に公教育でインテリジェント・デザイン(ID)問題が立ち上がる。今年最初のID論問題はオクラホマ州議会で議論される予定。同州の議員は毎年この争いをしているが、今年はなにかが違うかもしれない。そのキーパーソンとなっているのが、共和党Josh Brecheen州上院議員。ID論者である彼は、5年連続で公教育でID論教育を行うべきだとしてきた。しかし、今年は、物議を醸しやすい科学教育の一部については言及を避けているという。
代わりにID論者との争点になりやすい主題、例えば、生物学的進化、生物の起源、地球温暖化と人クローンを議論したがる教師を公教育から排除していきたいと考えている。現在、オクラホマでは「科学教育と学問の自由法」という法案が提案されており、不確実なものであっても、教育者がそれが科学であると思う限り、教育として教えることができるという内容が含まれている模様(arstechnica、slashdot)。