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オープンソース

AMD、SDKや開発者向けツールをオープンソース化する「GPUOpen」を発表 26

ストーリー by hylom
NVIDIAはどうする 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

2015年12月15日、AMDが同社のGPU「Radeon」シリーズ向けドライバやソフトウェア開発キット(SDK)、関聯ツールなどをオープンソース化する「GPUOpen」という取り組みを明らかにした(HOTHARDWARE4GamerPCWatchSlashdot)。

すでにAMDはLinux向けドライバのオープンソース化を進めていたが、これがほかのドライバやツールにも広がる形になる。ローレベルでGPUを操作できる技術「Mantle」についてもオープンソース化されるとのこと。ライセンスはMITライセンスとなり、2016年初頭から公開する予定だそうだ。

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セキュリティ

「最強のパスワード復元ソフト」がオープンソースに 51

ストーリー by hylom
お試しあれ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

DefConのコンペで何回も優勝を果たしたパスワード復元ソフト「Hashcat」とそのGPU版である「oclHashcat」が、このたびオープンソースソフトウェアとなった(Phoronix)。ライセンスはMITライセンス。

oclHashcatには150を越えるハッシュアルゴリズムが実装されており、多種多様な認証やパスワード付きファイルに対応している。攻撃方法としては総当たり攻撃や辞書攻撃だけでなくさまざまな方法を使うことが可能。また、128個のGPUまで同時に利用できるため、その高速さが話題となっていた

タレコミ主としてはこの手のツールがもっと広まって、パスワードやハッシュ化の強度が見直されれば良いなぁと思います。

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ゲーム

NetHack 3.6.0リリース 43

ストーリー by hylom
まだ進化するのか 部門より
insiderman 曰く、

その派生作品も含め世界中の多くのプレイヤーを熱狂させた人気ゲームNetHackの最新版「NetHack 3.6.0」がリリースされた(リリース告知OSDN Magazine)。前バージョンである3.4.3から10年以上が経過しての新バージョンリリースとなり、多くの変更が加えられているとのこと。

ゲーム内容に関しては大きな変更はないようだが、バージョン3.6.0での変更履歴ドキュメント(doc/fixes36.0)のファイルサイズは過去最大となっており、非常に多数の変更が加えられている模様。ざっと見た感じ、typoの修正や確認メッセージの修正といった軽微なものから、アイテムの効果やモンスターの性質の変更など、ゲームプレイに多少の変化を加えるものまで、全部をチェックするのは大変なレベルの数の変更があるようだ。

ちなみにライセンスは「NETHACK GENERAL PUBLIC LICENSE」という独自のものだが、これはGPLが発表される前にNetHackが誕生したからであり、内容はほとんどGPLと同じらしい(OSDN Magazineの記事によると、FSFやGNUプロジェクトの創始者として知られるRichard M. Stallmanが作ったBISON GPLのソフトウェア名や作者名をNetHackのものに書き換えただけとのこと)。

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プログラミング

Apple、Swiftをオープンソース化 46

ストーリー by headless
公開 部門より
Appleは3日、プログラミング言語「Swift」をオープンソース化した。Swiftは年内のオープンソース化がWWDC 2015で発表されていた(Swift.orgTNW Newsの記事The Vergeの記事9to5Macの記事OSDN Magazineの記事)。

SwiftのソースコードはGitHubで公開されており、Swift.orgで情報が提供されている。ライセンスはApache 2.0で、商用製品を含む任意の用途で利用可能だ。ただし、オープンソース版のSwiftは、AppleのApp Storeで公開するアプリの作成には使用できないとのこと。

現在のところ、開発環境として使用できるのはOS Xのほか、Ubuntu Linux LTSおよび最新版のUbuntu Linuxとなっている。Swift.orgのダウンロードページからUbuntu版のバイナリもダウンロード可能だ。
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グラフィック

GIMPが浮動小数点画像に対応 27

ストーリー by hylom
最近は浮動小数点ブームなのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

GIMPの開発版である2.9.2がリリースされ、浮動小数点画像に対応した (GIMPのアナウンス)。カラーマネージメントも強化され、ICC v4に対応した。OpenCLによる実験的なGPGPU処理や、実験的なメタデータの表示ダイアログ、実験的なMyPaintブラシの対応も含まれている。

GIMP 2.9.2は開発版であり、安定してはいるものの、まだ処理速度が遅いとのこと。安定版の2.10までに改善される予定となっている。

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プログラミング

Microsoft、Windows/Mac/Linuxで動作する「Visual Studio Code」をオープンソースで公開 51

ストーリー by hylom
コードも公開 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米Microsoftが「Visual Studio Code 0.10.1」をリリースした(OSDN Magazine)。本バージョンではソースコードもMIT Licenseで公開されている。

Visual Studio CodeはVisual Studio製品群としては初めてWindowsだけでなくMac OS XやLinuxでの動作がサポートされた開発ツール。対応言語はC#やjavaScript、HTML、CSSなどでIntelliSenseによる入力支援機能が利用可能。Gitによるソースコード管理機能も備えている。

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教育

Elsevierの言語学誌「Lingua」の編集者と編集委員全員が辞職、新雑誌を立ち上げ 17

ストーリー by hylom
また騒動 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

学術雑誌を多数出版しており、また近年ではその近年購読料の高さなどで批判をされているElsevier社だが、同社が発行する言語学誌「Lingua」の編集者6名と編集委員31名全員が辞職、新たなオープンアクセス誌「Glossa」を立ち上げるという(カレントアウェアネス・ポータル)。

編集者らはElsevierに対しLinguaを誰もが無料で閲覧できるオープンアクセス誌にすることやCC BYライセンスの採用、論文著者が掲載時に支払う料金(APC)の金額設定の変更などを要求していたとのことだが、これが拒否されての独立となったようだ。

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GNU is Not Unix

RMS、再びEmacsのメンテナーを降りる 5

ストーリー by headless
香盤 部門より
Richard M. Stallman氏がEmacsのメンテナーを降板し、John Wiegley氏が後任にあたることが4日に正式発表された(emacs-develメーリングリストでのアナウンスThe Registerの記事Heise Onlineの記事)。

Wiegley氏は長年にわたるEmacsの貢献者で、Emacs Museの作者でもある。メーリングリストでも多少の混乱があり、Stallman氏が解説しているが、ここで言う「メンテナー」はパッケージの責任者を示し、現在EmacsではWiegley氏が唯一のメンテナーとなっている。

Stallman氏がEmacsのメンテナーを降りるのは今回が初めてではなく、2008年に降板した際にはメンテナーをStefan Monnier氏とChong Yidong氏に任せている。
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ゲーム

レトロフリーク、エミュレータのソースコードを公開 57

ストーリー by hylom
あの辺りのライセンスは難しい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

サイバーガジェットから発売されたFC/SFC/MD/PCE/GB互換機「レトロフリーク」のソフトウェアのソースコードが公開された

レトロフリークはLinux(Android)ベースのゲームエミュレータとなっており、エミュレータの多くは既存のGPLでライセンスされたものをAndroid用にカスタマイズしたものが使われているようだ。具体的には「VBA-M」や「Genesis Plus GX」、「FCEU」、「SNES9x」、「Mednafen」といったエミュレータを使用しているとのこと。

ただし、Snes9xについては非商用に目的を制限し、商用の場合は著作権者の許可がいるというライセンスが含まれている。レトロフリークは商業で販売されているので、Snes9xの著作権者の許可を取って販売したのでなければ著作権法違反であり、これをオープンソースとして公開していることや、もしもGPLでライセンスされたコードとリンクしていた場合も問題がある。

もし、Snes9xがどこかでライセンス変更されていたりしたならば問題ないのだが、ゲームエミュレータなどに詳しい諸氏がいたら教えて貰いたい。

12568377 story
ゲーム

次期SteamOS、カーネルがLinux 4.1ベースに 14

ストーリー by headless
更新 部門より
現在ベータテストが行われている次期SteamOS「brewmaster」の最新版2.49では、カーネルがLinux 4.1 LTSベースに変更されているそうだ(Steam Universeの記事Phoronixの記事)。

brewmasterはDebian jessie(8.x安定版)ベース。これまではLinux 3.18 LTSベースのカーネルを使用しており、大幅な更新になるという。また、AMDとNVIDIAのグラフィックカード用ドライバーが最新版に更新されたほか、一部のキーボードやマウスが誤ってジョイスティックデバイスとして認識される問題に対処するため、ブラックリストを追加したとのことだ。
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オープンソース

オープンソース化は品質を保証するものではない 63

ストーリー by headless
品質 部門より
taraiok 曰く、

ハッカーによるジープの遠隔操作問題や、フォルクスワーゲンの排気ガス試験不正問題について、ソフトウェアのオープンソース化を義務付けることで解決できると主張する専門家もいる。しかし、この考えに対してBen Cotton氏は疑問を呈している(OpenSource.comの記事Slashdotの記事)。

オープンソースでも意図しないバグが発見されずに存在し続けることはHeartbleedShellshockの脆弱性で明らかになっている。オープンソース化によるソフトウェアの公開精査には明確なメリットがあるが、コードの可視性は品質を保証するものではないとのことだ。

ただし、オープンソース化により実際に動作しているソースコードの内容を確認する手段が得られることは、自動車がオープンシステムとなり、携帯電話やモバイルインターネットサービスに接続するようになっていくにつれ重要性を増していくとのことだ。

12560646 story
ソフトウェア

英国政府、LibreOffice導入へ 57

ストーリー by headless
推奨 部門より
英国政府のCrown Commercial Serviceは20日、LibreOfficeベースのCollabora GovOfficeの導入についてCollabora Productivityと契約を結んだことを発表した(Crown Commercial ServiceのニュースリリースCollabora ProductivityのニュースリリースThe Inquirerの記事The Registerの記事Softpediaの記事)。

Collabora GovOfficeは公共機関向けにビルドされた商用版のLibreOffice。英内閣府ではOffice 365を含むMicrosoft OfficeやGoogle Docsと互換性があり、最新版のOpen Document Formatをサポートしていると述べ、既存のOfficeソフトウェアを補完または置換可能であるとして政府機関での使用を推奨している。

また、モバイルでのドキュメント編集やWebブラウザー経由でのアクセスを可能にするCollabora CloudSuiteも今後提供されるという。契約は両方の製品を対象にしており、政府機関だけでなく外郭団体や政府の業務を請け負う機関などにも適用されるとのことだ。
12556377 story
BSD

OpenBSD 20周年、5.8 リリース、sudoに代わる「doas」コマンドやpledgeセキュリティシステム導入 46

ストーリー by hylom
もう20年 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

10月18日にOpenBSD 5.8がリリースされた(OpenBSD journalOSDN Magazine)。

通常Open BSDは5月および11月の1日にリリースされるが、今回はソースツリー構築から20年目の18日がリリース日となった。

影響の大きな変更としては、sudoがport/packageのみの提供となり、代わりにdoasというシンプルなコマンドが用意された。また、fileコマンドが書き直され、その過程で簡便な権限制限の仕組みとしてpledge(旧名 tame)が導入された。現在pledgeは積極的にユーザランドでテストされているので5.9では広く活用されるはずだ。

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オープンソース

第10回日本OSS貢献者賞・奨励賞の受賞者が決まる 25

ストーリー by headless
発表 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

「第10回 日本OSS貢献者賞・奨励賞」の受賞者が発表されました。

日本OSS貢献者賞の受賞者は、岡島順治郎氏(レイヤファイルシステム aufsの開発)、奥一穂氏(HTTP2サーバH2Oの開発をリード)、亀澤寛之氏(Linuxカーネルにおけるcgroups等の開発)、古橋貞之氏(MessagePack、Fluentd、Embulk等の開発を主導)。

日本OSS奨励賞の受賞者は、鯵坂明氏、江木聡志氏、榎真治氏、奥村隆一氏、猿田浩輔氏、末永恭正氏、細田真道氏、宮下剛輔氏、吉田真也氏、国土地理院情報普及課。

授賞式は10月24日、「オープンソースカンファレンス 2015 Tokyo/Fall」内で開催されます。皆さんの活躍や功績を称えるためのも、ぜひ足を運びましょう。

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Wine

10式戦車にワイン入りワイングラスを乗せて操作するデモ 112

ストーリー by hylom
誰でもこんなことができるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

自衛隊武器学校・土浦駐屯地開設63周年記念行事で、10式戦車の砲身横にワインを入れたワイングラスを設置した状態で車体姿勢変更などを行うデモが公開された(YouTube)。

動画では主砲身のたわみを検出するためのものと思われる砲先端右横の光学センサー機構カバー上に、ワインを4分の1ほど注いだワイングラス2個を置いたうえ、長距離照準自動追尾を働かせ、油気圧走行懸架機構による前後左右への車体姿勢変更と左90度の超信地旋回、車体姿勢変更とそこからの復帰を行い、その間ワイングラスが落ちない・倒れない・零れない演技を成功させている。

現状の主力戦車=MBTは、その主砲をいかに運搬し敵装甲車両に指向砲撃するかが、事実上の存在意義である。自衛隊の装備する最新MBTは「10式戦車」(三菱重工業製)であり、その主砲44口径120mm滑腔砲(日本製鋼所製)の「行進射撃」や「スラローム射撃」を可能にする、高度な砲安定機構を有する。

今年の富士総合火力演習では10式戦車の履帯が外れてその信頼性に土を付けたが、幾分なりとも回復できたのではないだろうか。

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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