Microsoft、CodePlexを終了へ。「GitHubがデファクトになった」 74
収束 部門より
3月31日、Microsoftは、自社が運営するオープンソース開発者向けコミュニティ・ホスティングサイトCodePlexを12月15日に終了すると発表した。(ITmedia、窓の杜、ZDNet Japan、OSDN Magazine)
CodePlexは2006年に開設され、ある程度のシェアを持っていたが、同様のコミュニティ・ホスティングサイトであるGitHubがユーザーの人気を集め、利用が減少していた。近年ではマイクロソフト自身がTypeScriptやASP.Netなど自社発のオープンソースプロジェクトの展開の場をGitHubに移しており、CodePlexの縮小は疑いようのない状況であった。CodePlexの機能を悪用したスパム問題への対処も負担となっていたようだ。
今回の発表では「GitHubがオープンソース共有の場のデファクトになった」と述べられており、CodePlex利用者に対してGitHubへの移行を推奨するとともに、GitHubと提携して移行作業を支援するツールが提供されている。
CodePlexでは既に新規プロジェクトの登録は終了しており、10月には既存のプロジェクトでもコード・コメントの投稿が停止され、閲覧専用となる。同時にコード・コメントのアーカイブをダウンロードする機能が提供され、アーカイブの終了予定は今のところ無いとのことだ。