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15413508 story
Wine

ラムレーズンと酒税法 101

ストーリー by nagazou
引っかかりやすい法律 部門より
デイリーポータルZで8月30日に「ドライフルーツで果実酒を仕込むとすごい」という記事を掲載したところ、「ラムレーズンを作り、ラムの部分を試飲する」という部分に酒税法上の問題があることが指摘されたことから、記事を一時公開を取り下げていたという。酒税法に関わる詳細な問題点や経緯については、同サイト内に専門のページがつくられ説明されている(記事『ドライフルーツで果実酒を仕込むとすごい』に関して)。

あるAnonymous Coward 曰く、

杓子定規に解釈すれば飲用せず処分したからといって免罪となる保証はどこにもないような……

15404217 story
ソフトウェア

Docker Desktop 4.0がリリース、企業での商用使用は有料プランが必須に 41

ストーリー by nagazou
リリース 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

仮想化ツールの主流となったDockerのクライアント向けアプリ「Docker Desktop」のメジャーリリースである4.0が8月31日にリリースされたが、ライセンスが変更され、企業での商用使用では有料プランへの加入が必須となった事が話題となっている(リリースノート, FAQ, 窓の杜の記事)。

今回のライセンス変更では「中小企業(従業員数250人未満、年間収益1,000万ドル未満)、個人使用、教育目的、非商用のオープンソースプロジェクト」については引き続き無料で使用が可能であるものの、それ以外の企業については有料サブスクリプションの加入が必須となる。ライセンス変更はクライアント向けの「Docker Desktop」のみで、「Docker CLI」や「Docker Compose」といった個別のコンポーネントについては引き続き無料で提供されるという。

この変更は、8月31日以降にダウンロードされたDocker Desktopに適用される。また2022年1月31日まではサブスクリプション加入の猶予期間が設けられるとのこと。既存ユーザーについては即座に適用されるわけではなさそうだが、現在のDocker Desktopでは無料ユーザーには何度もアップデートダイアログが出てくるため、新ライセンスを回避し続けるのは難しいだろう。

15384942 story
Debian

Debian 11、コードネームBullseyeがリリース 65

ストーリー by nagazou
リリース 部門より

Debianプロジェクトは8月14日、Linuxディストリビューションの最新安定版「Debian 11」(コードネーム:bullseye)をリリースした。前バージョンであるDebian 10は2019年にリリースされたことから、それから約2年ぶりの更新となっている(Debian 11 bullseyeリリースZDNetCodeZineThink IT)。

新たなハードウェア対応などを含む新機能もサポートされた。exFATファイルシステムのサポートが行われたほか、ベンダーに依存しないInternet Printing Protocol-over-USB(IPP-over-USB)プロトコルを使用するipp-usbを導入、USBデバイスをネットワークデバイスとして扱えるようになった。Debian 11では、主なデスクトップ環境のバージョンとして以下のものが含まれる。

  • Gnome 3.38
  • KDE Plasma 5.20
  • LXDE 11
  • LXQt 0.16
  • MATE 1.24
  • Xfce 4.16
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インターネット

GitHubが開発環境をCodespacesに移行。直接Visual Studio Codeを起動する新機能も 23

ストーリー by nagazou
移行 部門より
米GitHubは8月11日、GitHub上でコードエディタ「Codespaces」を利用可能にしたと発表した。同時にGitHubチームは、GitHub.comの開発のほとんどを従来のmacOSベースからCodespacesに移行したとしている。Codespacesに移行することにより、クラウド上でより高速で協調的な環境を提供するとしている。この機能は個人ユーザーは当面無料で利用可能。 TeamとEnterpriseのプランを利用している法人ユーザーも9月10日までは無料で試用できるとしている。GitHubのリポジトリ画面でドットキーを押すとVisual Studio Codeが起動する機能も用意されている(GitHubブログ ITmediaGIGAZINE池田泰延氏のツイート)。
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クラウド

ElasticsearchがAWSのタダ乗りに反発、ライセンスを変更し公式クライアントからも遮断 69

ストーリー by nagazou
タダ乗り 部門より
リアルタイム検索・分析エンジン「Elasticsearch」の開発元であるElasticとAmazonとの対立が強まっている。背景にはAmazonがElasticsearchを含むAmazon Elasticsearch Service(Amazon ES)を勝手に商標登録したことがあるという。このためElasticは、2021年1月に同社の提供しているライセンスを変更するという対策を行った(PublickeyThe RegisterGIGAZINE)。

それまでElasticsearchは、OSSのApache License 2.0でリリースされていたが、ライセンス変更後はクラウドプロバイダーの使用を制限した「Server Side Public License (SSPL)」および「Elatic License」というデュアルライセンス制に移行したという。一方のAmazonはライセンスが変更される直前、Elasticsearch互換のサービスであるAmazon ESをフォークさせたことからElastic側はさらなる対抗策として、Amazon ESの接続を拒否する機能を新たに追加したとしている。これにより、Elasticsearchのクライアントライブラリを用いたアプリケーションではAmazon ESが使用できなくなったとのこと。
15371717 story
テクノロジー

自動車への飲酒運転防止技術搭載を義務付ける米法案 103

ストーリー by headless
飲酒 部門より
自動車の安全機能として先進飲酒運転防止技術の搭載を義務付ける条項を盛り込んだ法案が米国で審議されている(H.R. 3684The Verge の記事)。

この法案「Investing in a New Vision for the Environment and Surface Transportation (INVEST) in America Act」は、環境と陸上・水上交通の新しいビジョンへの投資に関するものだ。下院では 7 月 1 日に可決しており、現在は上院で審議が行われている

法案では先進飲酒運転防止技術として、自動的な運転者のパフォーマンス監視や血中アルコール濃度測定などにより酩酊しているかどうかを判断し、酩酊していると判断した場合には自動車の利用を禁じたり制限したりするものと定義している。

新しく製造される乗用自動車に先進飲酒運転防止技術搭載を義務付けるべく、運輸長官は法案成立から 18 か月以内に規則案を提示し、3 年以内に最終規則を規定するよう求められる。最終規則ではメーカーに対し、準拠するための準備期間として 2 年以上 3 年以内の猶予が与えられる。
15371659 story
X

X.Org Server、ディスプレイオフ時のフレームレート指定が可能に 50

ストーリー by headless
指定 部門より
X.Org Server にディスプレイオフ時のフレームレートを指定するオプション「-fakescreenfps」がマージされた(Phoronix の記事diff)。

X.Org Server ではこれまで、ディスプレイオフ時の仮想的な画面出力先 (fake screen) は更新頻度が 1 秒間隔となるようハードコードされていた。そのため、ディスプレイが再びオンになるまでの間、VNC などのストリーミングソフトウェアを使用している場合でも表示が 1 FPS に制限されるという問題があった。-fakescreenfps オプションは 1 ~ 600 の整数を添えて使用し、1 FPS ~ 600 FPSの範囲で描画更新頻度を指定可能となる。
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IBM

和文のオープンソース・ゴシック体フォント「IBM Plex Sans JP」公開 40

ストーリー by nagazou
使い勝手がよさそう 部門より
IBMが24日、日本語に対応したオープンソースフォント「IBM Plex Sans JP」を発表した。同社が開発を進めている「Plex」の日本語対応版となっている。IBM Plex Sans JPはゴシック系のフォントで和文に対応、8種類のウエイト(文字の太さ)が用意されている。本問などにも使いやすいニュートラルなフォントとなっているが、線が交差するスミトリの部分にこのフォント固有の特徴がある。商用利用も可能で、OpenType、TrueType、Webフォントの3形態で提供されている(Plex v5.2.1PC Watchトランプ氏のツイートGIGAZINE)。
15360077 story
プログラミング

Visual Studio Codeが天下統一へ 140

ストーリー by nagazou
MSの野望全世界版 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

戦国時代だったテキストエディタ界をVisual Studio Codeが天下統一しつつあるそうだ。

Stack Overflowの調査によると、Visual Studio Codeの人気は2018年の35%から2019年には51%に達し、他のエディタが越えられれなかった40%のラインをオーバーしてきたとのこと。また、記事ではVisual Studio Codeを「テキストエディタの進化の最終地点」と評価している。

エディタ戦争というと長らくEmacs vs VI (最近はvim)が語られていたが、これらの「初期のエディタ」は「コピーやペースト、アンドゥなどの機能を利用するのに独自の方法を使うなど、新たに使い始めるにはハードルが高い」と評価している。人気度もEmacsが4~5%、vimが25%程度とVisual Studio Codeには及んでいない。

15350901 story
AMD

Valve、Steamが利用できる携帯ゲーム端末「Steam Deck」発表。Zen2とRDNA2採用 57

ストーリー by nagazou
デカい 部門より
ゲーム配信プラットフォーム「Steam」の運用会社であるValveは15日、Steamを外出先で利用できる携帯ゲーム端末「Steam Deck」を発表した。出荷予定時期は米国、カナダ、欧州連合および英国では2021年12月から行われる。それ以外の地域では2022年の出荷になる模様(Steam Deck公式サイト技術仕様IGN動画GameSparkSteam Deck日本語ファミ通.comAUTOMATONITmedia)。

本体サイズは298×117×49mmで重量は669g。画面サイズは7インチで解像度は1280×800ドット。LinuxベースのSteamOSを採用、CPUにはAMDのZen2系統のCPUが、GPUに関してはRDNA2アーキテクチャに準じた製品が使用され、メモリもLPDDR5が16GBと大容量となっている。低負荷なゲームであればバッテリーで2〜8時間のゲームプレイが可能とのこと。本体の外見はNintendo Switchに似ており、別売りのドックを利用することで外部ディスプレイを接続することも可能。据え置き機のような運用も可能だが、別途コントローラを用意する必要がある。

Steam Deckではストレージの容量などの仕様の違いにより3種類のモデルが用意されている。最も安価なモデルは399ドルで容量64GBのeMMC内部ストレージを採用。価格529ドルのモデルでは容量256GBのNVMeSSDを内部ストレージとして採用している。最上位モデルでは価格は649ドル、容量512GB NVMeSSDが付属する。また中上位モデルでは付属品の違いがある。全モデルで専用のキャリングケースが付属しているほか、ストレージを拡張するためのmicroSDスロットも用意されている。

あるAnonymous Coward 曰く、

osはArchLinuxベース
ドックモードの標準DEはPlasma
"
Processor
AMD APU
CPU: Zen 2 4c/8t, 2.4-3.5GHz (up to 448 GFlops FP32)
GPU: 8 RDNA 2 CUs, 1.0-1.6GHz (up to 1.6 TFlops FP32)
APU power: 4-15W
RAM
16 GB LPDDR5 RAM (5500 MT/s)
Storage
64 GB eMMC (PCIe Gen 2 x1)
256 GB NVMe SSD (PCIe Gen 3 x4)
512 GB high-speed NVMe SSD (PCIe Gen 3 x4)
All models include high-speed microSD card slot

Display
Resolution
1280 x 800px (16:10 aspect ratio)
Type
Optically bonded LCD for enhanced readability
Display size
7" diagonal
Brightness
400 nits typical
Refresh rate
60Hz
Touch enabled
Yes
Sensors
Ambient light sensor

Connectivity
Bluetooth
Bluetooth 5.0 (support for controllers, accessories and audio)
Wi-Fi
Dual-band Wi-Fi radio, 2.4GHz and 5GHz, 2 x 2 MIMO, IEEE 802.11a/b/g/n/ac

Software
Operating System
SteamOS 3.0 (Arch-based)
Desktop
KDE Plasma
"
https://www.steamdeck.com/en/
__________
wine(Proton)を使ってwindowsゲームも動くものもある(すべてではない、とくにanti-cheatの仕組みが複雑なものはまだ動かない)。protondbなどを見るとよい。

情報元へのリンク

15346337 story
グラフィック

Linux Foundation、Linux 30 周年記念 T シャツデザインコンテストを開始 30

ストーリー by nagazou
やっぱネタ系かな 部門より
headless 曰く、

Linux Foundation は7日、Linux 30 周年記念 T シャツデザインコンテストを開始した(応募要項The Register の記事)。

応募可能なデザインの形式は .SVG または .EPS で、色数はパントンカラーで最大 8 色。RGB または CMYK のデザインは受け付けられないとのこと。大きさは最大で幅 11 インチ × 高さ 13 インチで、優勝作品がプリントされるネイビーブルーの T シャツを想定した配色にする必要がある。

優勝賞品は Open Source Summit および Embedded Linux Conference (2021/North America 2022/Japan 2022/Europe 2022のいずれか一つ) の入場券および、旅費 (航空運賃と最長 4 泊分の宿泊費)上限 4,000ドル。米国との通商が禁じられていない国の成人なら基本的に誰でも応募できる。

デザインの提出期限は 8 月 6 日で、カンファレンスプログラム委員会と技術諮問委員会のメンバーによる審査ののち、ソーシャルメディアで最終候補 3 点の人気投票が行われる。優勝者の発表は 8 月 25 日。優勝作品は Open Source Summit + Embedded Linux Conference 公式 T シャツとなり、Linux Foundation Store で購入可能になるとのことだ。

15342286 story
プライバシ

「Audacity」のプライバシーポリシー変更案、まるでスパイウェアだと非難される 66

ストーリー by nagazou
何も考えずにやらかした気がする 部門より

オープンソースのオーディオ編集ツール「Audacity」が買収によりプライバシーポリシーが改訂され、その改訂内容からこれではスパイウェアだと非難する声が出ている。Audacityは5月にMuse Groupという多国籍企業に買収され、7月2日にAudacityの公式サイト上にプライバシーポリシーのドラフト案が提示された。その内容によれば、今後のAudacityのリリースバージョンでは個人情報が送信されるようになるという(Audacity デスクトップ版のプライバシーに関するお知らせGitHubでの反対コメント窓の杜Phone Mania)。

送信されるデータは以下の通りとなっている

  • OSのバージョン
  • IPアドレスとそれに基づくユーザーの国情報
  • OS名
  • CPU情報
  • エラーコードとメッセージ
  • BreakpadMiniDump形式のクラッシュレポート
  • 法執行、訴訟および当局の要求に該当するデータ(存在する場合)

またすべての個人データは、欧州経済領域(EEA)のサーバーに保存されるという。その上でロシア政府や米国の外部弁護士と個人データを共有する場合があるとも記載されており、EUと米国・ロシアの規制当局の要求に応じて必要なユーザーデータを提出する可能性が示唆されている。この改訂が実施された場合、Audacityはスパイウェア化するという意見もあり、すぐにフォークするべきだとする意見も出ている模様。

15336424 story
プログラミング

GitHub、関数名やコメントからコードを生成・提案する「GitHub Copilot」を発表 68

ストーリー by nagazou
IMEの予測変換みたいな 部門より
GitHubは6月29日、開発者のコード作成を支援するためのAIプログラミング機能「GitHub Copilot」を発表した。開発者の生産性を向上させる目的のもので、関数名とコメントから関数のコードを丸ごと自動補完するなどの提案も行えるという。Microsoftの「Visual Studio Code」および「GitHub Codespaces」向けの拡張機能として提供されるとしている。登録を行うとテクニカルプレビュー版の招待が受けられるようになるとしている(CNBCITmediaTechCrunch)。

GitHub CopilotはOpen AIと提携してこのツールを開発したという。このAIは何十億行ものコードを使って訓練を受けており、コードを書き進めていくと途中でGitHub Copilotからコードの提案が行われるという。開発者はそうした提案を受け入れたり拒否したりできるとしている。

一方でこのOpen AIの学習にはGitHub上にあるGPLコードも使われていると見られ、GitHub Copilotがプロプライエタリコードを利用している扱いとなり、GPLに違反する可能性もあるのではないかとする指摘も出ている模様(eevee氏のツイート)。

あるAnonymous Coward 曰く、

現在はテクニカルプレビューだが、将来的にはこの機能をベースにした商用製品の発売を予定しているという。ただし関数名やコメントは「平易な英語で」記述する必要があるため、日本人プログラマーが活用するのにはまだ難しいだろう。

15330047 story
アナウンス

オープンソース・ソフトウェアの紹介サイト、MOONGIFTが7月で更新停止 14

ストーリー by nagazou
お疲れさまでした 部門より
オープンソース・ソフトウェアをほぼ毎日紹介してきた「MOONGIFT」は24日に、7月16日でサイトの更新を停止する方針を発表した。発表記事によるとMOONGIFTは2001年1月29日から運営を開始、現在までの20年間に1万6000本以上のソフトウェアを紹介してきたという。しかし2015年に、執筆者がDevRelをサポートするビジネスを開始したことが転機になったようだ。MOONGIFTとDevRelをの両輪で活動を続けるのではなく、企業ならびに事業経営者としてDevRelに注力するべきだと判断したことから更新停止を決めたとしている。これまでの記事に関しては将来的に静的コンテンツ化する予定だとしている(MOONGIFT更新停止のご連絡)。
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GNU is Not Unix

GCC、著作権をFSFに割り当てなくても貢献可能になる 25

ストーリー by headless
貢献 部門より
GCC Steering Committeeは1日、GCCのすべての変更に関する著作権をFSFに割り当てるという要件を緩和すると発表した(メーリングリストでのアナウンスPhoronixの記事The Registerの記事)。

GCCは引き続きGPL v3.0で開発・配布・ライセンスされていくが、貢献者が著作権をFSFに割り当てるかどうかにかかわらず、貢献を受けることができるようになる。この変更により、Linuxカーネルなど他の有名フリーソフトウェアプロジェクトの活動と一致するものになるとのこと。FSFに著作権を割り当てている貢献者は特に何もする必要はなく、Developer Certificate of Originを使用する場合はコミットメッセージにSigned-off-byタグを付加すればいい。

GCCではRMS騒動を受け、GNUやFSFと距離を置くべきではないかという議論も行われていたが、今回の変更については公開での議論なしに決定したことに反発も出ている。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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